計2万人以上が受講した、「エシカル・コンシェルジュ講座」
第15期エシカル・コンシェルジュ講座が、3月1日からスタートしています。
今回私は、「学び直し」と「アップデート」のために、参加しています。
エシカル・コンシェルジュの株式会社IMAI企画/今井芳久です。
🛒【アーカイブ受講】講座を一括購入する( 2025/06/30 23:59まで)
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08 6.15 SUN 9:30-11:30
#障害
バリアバリュー 障害を価値に変える
「障害を価値へ変える」ことを目指し、大学時代に株式会社ミライロを起業した垣内氏。
幼少期から車いすで生活を送る自身の経験を活かし、ユニバーサルデザインの普及やサービス開発に取り組んでいます。
ユニバーサルデザインは、「すべての人が使いやすいデザイン」。高齢化が進む日本では、すべての人にとって関係のある、必要不可欠な要素だと言えます。
この講座では、垣内氏と一緒に、誰もが心地よく暮らせる社会のために、
日本の課題や必要な視点と変革について学びます。こちらも多くのリクエストを受け、今回が初開催となるテーマです。
🔶第15回エシカル・コンシェルジュ講座に参加してみて
テーマ:「バリアバリュー 障害を価値に変える」
今回の講座も心が揺さぶられました!💓
先日、話題のテーマで初開催された第15回エシカル・コンシェルジュ講座に参加しました。今回の講師は、大学時代に株式会社ミライロを創業された垣内俊哉氏。「障害を価値へ変える」という強い信念を胸に、自身の経験を活かしてユニバーサルデザインの普及やサービス開発に取り組んでおられる方です。
バリアバリューとは?
人にはそれぞれ、弱点や短所、苦手なことがあります。トラウマやコンプレックスがある人もいます。しかし、それらは克服すべきでも、取り除くべきでもありません。今まで「バリア」として捉えていたことも、考え方や周囲の向き合い方次第で「強み」や「価値」に置き換えることができます。バリア(障害)をバリュー(価値)に変え、私たちは社会を変革します。
※株式会社ミライロHPより
🔶垣内氏は、幼少期から車いすで生活をされており、その視点が活動の原点となっているそうです。講座の中で印象的だったのは、ユニバーサルデザインが単なる「便利」なものではなく、「誰もが使いやすいデザイン」としての役割を果たしているという点です。高齢化が進む日本において、これはすべての人にとって必要不可欠な視点であり、社会全体で取り組むべき課題であると実感しました。
そもそも障害とは何か?
わたしたちの社会は、できる人が多数派であることを前提に作られている・・・。
バリアは「人」ではなく「環境」にある
社会に存在する3つのバリア
社会には多様な人々が生活し、障害者や高齢者・LGBTQ+・外国人など、移動や生活に不安を感じている人が存在します。それらの人々は、社会に存在する「環境・意識・情報」の3つのバリアを感じています。
【環境】施設・設備・製品
例:当事者の声を反映した施設整備/多様性に配慮した製品開発/バリアフリー化=事前、初めから取り入れる/できている事、できていない事を最初から表示する、伝えておく
【意識】コミュニケーション
例:障害者との適切なコミュニケーション/障害者や高齢者の避難対応/マインドを持つ/ユニバーサルマナー(学校の授業にも取り入れられているので不安が無くなる)ハードを変えることが無理でも、ハート変えていける
自分とは違う誰かの視点に立ち、行動する人になる
ユニバーサルマナー検定とは、ユニバーサルマナーの実践に必要な「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定です。
適切な声がけやコミュニケーションを行うために、まずは多様な人々の特徴や心理状況を知ることから始めます。その上で、日常生活や接客時における適切なサポート方法を学ぶことができます。
※株式会社ミライロHPより
【情報】情報保障・発信
例:Webアクセシビリティ対応/聴覚障害のある従業員への情報保障/
デジタル障害者手帳「ミライロID」とは
※株式会社ミライロHPより
🔶垣内氏の話からは、多くの気づきや学びがありました。例えば、「障害」をマイナスではなく新しい価値や可能性として捉える視点。これは、垣内氏自身の人生やミライロの取り組みの中で見事に具現化されています。また、誰もが心地よく暮らせる社会を目指すためには、私たち一人ひとりがどのような考え方や行動を取るべきかという問いも投げかけられました。
特に感銘を受けたのは、垣内氏が「変革は一人の意識から始まる」と語った瞬間です。講座を通じて、ユニバーサルデザインの本質や障害を価値に変えるという理念の重要性を深く理解することができました。
このテーマの初開催が多くのリクエストによるものであることからも、社会全体がこの問題に関心を寄せ始めている証だと感じます。未来に向けて、私たちも行動する一歩を踏み出さなければならないと強く思いました。
今回の講座に参加できたことを非常に光栄に思います。垣内氏の活動を追い続けるとともに、自分自身でも社会の課題に取り組む意識を持ち続けたいと思います。
まずは、ユニバーサルマナー検定にチャレンジしてみます!
◆ユニバーサルマナー検定 https://universal-manners.jp/
6/25詳細リンク:https://universal-manners.jp/schedule/um3_20250625
◆デジタル障害者手帳「ミライロID」 https://mirairo-id.jp/
📙書籍の紹介
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2024/10/30)
- 発売日 : 2024/10/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 228ページ