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👚「服、私たち、そして地球を繋ぐエシカルな未来へ」

2025.04.13

計2万人以上が受講した、「エシカル・コンシェルジュ講座」
第15期エシカル・コンシェルジュ講座が、3月1日からスタートしています。
今回私は、「学び直し」と「アップデート」のために、参加しています。

第13期エシカル・コンシェルジュの株式会社IMAI企画今井芳久です。

03 3.30 SUN 14:00-16:00

#ファッション

服と人と地球の
いい関係をつくるためには

約270兆円規模の成長産業であるファッション業界は、華やかさの裏で大量生産・大量消費・大量廃棄や不公正労働といった深刻な課題を抱えています。年間約3,000億着が廃棄され、世界の温室効果ガス排出量の中で最大で10%を占めるなど、その影響は非常に大きいものです。
この講座では、エシカルファッションの第一人者・鎌田氏を講師に迎え、世界の取り組み事例を通じて、ファッション業界の現状や持続可能な未来へのヒントを学びます。これまでリクエストの多かったテーマで、今回が初開催です。

一般社団法人unisteps共同代表理事

鎌田安里紗

ファッション業界が直面する課題は、目を見張る美しさと華やかさの裏に隠れています。270兆円規模の巨大産業であるこの業界は、廃棄物問題や不公正労働、温室効果ガス排出など深刻な環境・社会問題と向き合わなければなりません。この講座では、エシカルファッションの第一人者である鎌田安里紗氏が持続可能な未来への道を解説してくれました。

👚ファッション業界の現状: 毎年廃棄される約3,000億着の衣服が生態系に与える影響と不公正労働の問題。

📷アフリカ最大級のゴミ集積地ダンドラ

📷ケニヤの古着輸入

📷街を流れる川・・・服のハギレ、プラスチック汚染

🏢2013年4月24日、ダッカの縫製工場の崩落事故で1100名以上が死亡。2500名以上が負傷、200名以上が行方不明に。

👕ドイツ ベルリン/2ユーロでTシャツを買える自動販売機。誰も買わないその理由?

 

👖世界の繊維生産量の増加:人口の伸び率を上回るペースで「爆増」!衣服を必要以上に作りすぎている!

👖日本での衣服の供給量は30年間で2倍となった・・・日本の人口は2倍になっていない。

👖衣服の価格はここ30年で半額以下に・・・。

👖衣服を消費するスピードが早くなっている。※所有期間は、15年間に半分になった。

👖1年以内にいらなくなるものナンバーワン・・・①服 ②家電 ③靴 ※以下ファッションに関わるものが多い。

👖手放されると、ほとんどゴミとして捨てられている・・・。68%が可燃・不燃ごみとして出される。その量は1日当たり大型トラック約120台分。

👖手放したあとの服の行方

出展:環境省サステナブルファッションウェブサイト/https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

👖衣服は、98%は海外からの輸入/made in Japanは、1.5%/1990年は50%だった。この30年くらいで海外に生産が移行していった。

👖日本のものづくりが無くなってきている。洋服=労働集約型産業といわれているので人の手のかかっているものは、人件費がダイレクトに値段に影響されるので、人件費が安い国に生産を移さないと今、市場に売られている価格にあてはまらない。

🌱これからのファッションをサステナブルへ ~ Sustainable Fashion ~環境省動画  🖱️

https://youtu.be/7mSysYWDiq8

 

👕エシカルファッションの重要性: 選択を変えることで業界を再構築し、地球に優しい未来を築く可能性。

 

👗世界の取り組み事例: 鎌田氏が紹介した具体的なエシカルファッションの成功事例、例えば素材の再利用や透明性を重視した企業モデル。

 

🌱持続可能な未来へのヒント: 消費者ができる具体的なアクション—「少しの選択が大きな変化を生む」

 

🌱unisteps (ユニステップス)の取り組み🖱️

🌱企業・行政との取り組み🖱️

🌱クリエーターとの取り組み🖱️

🌱生活者との取り組み🖱️

シンポジウム「Waste to Wear:ゴミになる服、ならない服」

2025年4月25日(金)、TRUNK (HOTEL)にて、シンポジウム 「Waste to Wear: ゴミになる服、ならない服」 を開催いたします。本イベントは、世界的なムーブメント FASHION REVOLUTION の日本支部であるFASHION REVOLUTION JAPAN が主催し、ファッション・繊維の循環の課題に取り組む国内外の最前線のプレーヤーを迎えて開催されます。

■ 開催概要

  • タイトル:Waste to Wear: ゴミになる服、ならない服
  • 日時:2025年4月25日(金) 12:00-19:00
  • 会場:TRUNK(HOTEL) CAT STREET「KEYAKI」
  • 住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目31
  • 主催:FASHION REVOLUTION JAPAN
  • 協賛:オールバーズ / 株式会社ゴールドウイン/ 菅公学生服株式会社 / 豊島株式会社 / レンチングファイバーズ社(テンセル™)
  • 参加費:一般 5,000円 / 学生 2,500円 / アーカイブ視聴 1,000円
  • 申し込み:Peatixよりお申し込みをお願いします。 https://fashionrevolution2025.peatix.com
   *学生チケットをお申し込みの方は当日学生証のご提示をお願いします。

*アーカイブ動画は5月中旬頃の配信予定です。

 

結論: この講座は、私たちが普段何気なく選んでいる服が社会や地球環境に与える影響について再考するきっかけとなりました。ファッションは単なる自己表現の手段に留まらず、持続可能性の重要な要素に変わる可能性を秘めています。

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