🌱地域と未来をつなぐ再生可能エネルギー講座に参加して

先日、「地域と日本を救う再エネの今と未来」というテーマのエシカルコンシェルジュ講座に参加しました。この講座は、再生可能エネルギーの最新技術や、その地域活性化への可能性を学ぶ貴重な機会でした。

🌱まずは、日本が抱える社会課題とは

・気候変動

地球温暖化/日本の平均気温上昇。降水量増加（短時間豪雨）

・人口減少

東京、埼玉一極集中/日本の総人口14年連続減少（昨年は、90万人弱減少した）

※日本はかつて、分散型社会だった/明治21年最も人口が多かった県は新潟県だった。

・エネルギー自給率の低迷

日本のエネルギー自給率は15％（断然低い）/ちなみに、食料自給率は35％

・耕作放棄地の増加

農業従事者の高齢化、農産物価格の低迷や収益性、自然災害の影響、人口減少と過疎化、土地の所有問題（相続等）

・森林荒廃

過剰な伐採、都市開発（エネルギー開発）、自然災害、気候変動、違法伐採や密猟

・失われた30年

日本でバブル経済崩壊後の1990年代初頭から続く長期的な経済停滞/不良債権処理や、少子高齢化による経済の構造的な課題

🌱再生可能エネルギーの希望

講師の山口豊氏は、「地域の人々が主体となって再エネを導入すれば、地域にエネルギーを生み出し、雇用やお金が生まれ、地域が元気になる」と語り、その言葉がとても印象に残りました。気候変動という差し迫った課題に対して、地域と自然環境が共生する形での再エネ導入が鍵だそうです。

🌱最新技術に触れる

特に驚いたのは「ペロブスカイト太陽電池」や「浮体式洋上風力」といった最先端技術の話です。これらの技術が日本のエネルギー課題にどう活用されるか、その可能性に心が躍りました。

☀️関西万博：バス停の屋根250mにペロブスカイト太陽電池を設置（写真：2025年日本国際博覧会協会）

✨長崎県：五島列島沖で稼働する浮体式洋上風力発電

※🌊日本は、世界6位の面積を持つ海洋国家

※資源エネルギー庁「電力調査統計」から

■エネルギー自給率15.2%（22年度）

■化石燃料購入代金約35兆円（22年度）

■国産エネルギーである再エネを増やせば、お金の流れを変えられる。

🌱地域創生との関わり

再エネの推進はただエネルギー問題を解決するだけではなく、地域創生の大きな鍵でもあります。「地元密着型」の再エネプロジェクトをどう展開し、人々の生活を豊かにするかについて、多くのインスピレーションを得られる内容でした。

🌱再生可能エネルギーには多くの種類がある

✨地域と共生する再エネは地方から日本を元気に！

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